グッドパッチは、創業以来スタートアップから上場企業まで、さまざまな企業の新規事業開発やWebサービスやアプリのリニューアルにおいて、UI/UXデザインの側面から携わってきたという。
成功しているプロダクトに共通しているのは、ユーザーにとって心地よい体験を提供し、ユーザーが使い続けていることだという。それには、開発が本格化する前段階でどれだけユーザーに寄り添い、心地よい体験を追求したか、ユーザーの課題解決への糸口を的確に見つけているかが鍵になるという。そこで今回、短期間でインストールできる要素を抽出したサービスを提供することになった。
主な対象は、新規事業開発担当者でUI/UXデザインの視点を取り入れたいが何から着手したらいいかわからない場合、グッドパッチと仕事をしてみたいがまずは短期案件から始めて良いパートナーとして関係が築けるかをまず試したい場合、そしてリリース時期は決まっていてリサーチやプロトタイプ制作に期間をかけられない場合になる。
「Quick Design Install Projects」の構成は次のとおり。
■HOURコース
・UI/UXフィードバック(90分~):サイトの回遊率をあげたい、購買率を高めたいといった課題に対し、デザイナー、デベロッパーがチームで訪問し、UI/UXの改善点を明確にフィードバック。
■DAYコース
・キックオフワークショップ(2時間~):グッドパッチでは偉大なプロダクトは、偉大なチームから生まれるという言葉を大切にしている。偉大なチームになるために相互理解を深め、全員が同じ目標に向き、素直なフィードバックをしあえる関係性を構築する、チームビルディングワークショップ。
・プロトタイピングワークショップ(3時間~):プロトタイピングツール「Prott」を使ってアイディアを、アプリ画面に落とし込む。アイディアを形にするプロトタイピングを職種問わず体験できる。
・デザインツールワークショップ(3時間~)
多くのUIデザイナーから指示を集める「Sketch」「Prott」「Zeplin」の活用例をハンズオンでレクチャー。最新のデザインツールを一挙に習得することができる。
■WEEKコース
・UXリサーチ(1週間~):ユーザー行動から、ユーザーが本当に求めているものを発見し、調査結果をもとに、その活用方法、改善方法を提案。既存プロダクトのリニューアル前の課題の洗い出しに有効。
・デザインスプリント(10日間~):開発前にGoogleVenturesが提唱する「デザインスプリント」にグッドパッチが今まで培ったノウハウを盛り込みユーザー調査、プロトタイピング、検証を繰り返す。作成したプロトタイプを元に、ガイドラインの納品も可能。