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クリステンセン「ジョブ理論」入門

QBハウスのイノベーションから「ジョブを見極める要素」を理解する

第3回:ジョブを見極める4つの要素

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ジョブを階層づけて把握する「ジョブツリー」

ジョブにも目的があるように、ジョブには階層がある。これを記述するとツリーのようになることから「ジョブツリー」と呼ぶ。ジョブツリーに記載されるそれぞれのジョブはまさしく人が「進歩」したいことになっている。

ジョブの最上位にあるのは、「きちんとした人でいたい」というような、誰もがいつでも、あらゆる状況において普遍的に持つ欲求となる。だが、実際に人が片づけようとするような具体的な事柄として、「髪をカットしたい」という粒度のものも存在する。このように様々な粒度があるため、実際にジョブ理論を活用しようとすると、どの階層を対象にするべきか戸惑うかもしれない。上位のジョブは、普遍的であり市場が大きそうに感じるが、一般論すぎる欠点もある。下位のジョブを対象にすると、具体的でピンポイントに解決できそうだが市場は限られているように感じるだろう。果たしてどの粗さで顧客のジョブを定義するのが適切なのだろうか。前述したように既存の解決策と比較して「顕著に優れた」解決策を提供するには、現状の満足度が低いジョブにまで具体化したい。

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この記事の著者

津田 真吾(ツダ シンゴ)

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