イノベーションと相関を示す「従業員エンゲージメント(仕事への熱意度)」での日本企業の“残念な”結果
いまだ多くの企業が、この古いマネジメントの呪縛から離れられていないことがわかっている。米国の世論調査会社のギャラップ(日本ではストレングスファインダーで有名)は、半世紀以上もの間、継続的にグローバルで従業員エンゲージメント(仕事への熱意度)調査を行い、こうした実態について明らかにしている。
少し補足すると、従業員エンゲージメントはイノベーションとの関係が多数の研究によって示されている数少ない指標であることから、世界では多くの企業がこの指標を企業経営の参考にしている。