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リクルートテクノロジーズ、スマートロック「iNORTH KEY」に3つの新機能追加

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 リクルートテクノロジーズの研究開発機関アドバンスドテクノロジーラボ(ATL)は、不動産管理会社の内覧業務利用に特化したスマートロック「iNORTH KEY(イノースキー)」に新たに3つの機能を追加した。

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 今回の機能追加は、3月の本格展開以降、多くの不動産管理会社に利用されるなかで寄せられたフィードバックをもとに、実現した機能となるという。

 スマートフォンをかざすだけで施錠・解錠ができる「ふるふる解錠」、IDを持っていなくても、個別に発行されたアクセスキーを入力するだけで操作できる「らくらくパス発行」、それを遠隔で管理できるうえ操作履歴を残せる「らくらく遠隔解錠」。いずれも、日々の業務の中で起こる“ちょっとした不便”を解消し、さらなる利便性の向上に寄与し、「iNORTH KEY」の可能性をさらに広げる機能となるとしている。

ふるふる解錠――最短2ステップでiNORTH KEYの施錠・解錠が可能に

 これまでの「iNORTH KEY」では、鍵の施錠・解錠にあたり、(1)アプリケーションを起動、(2)操作したい物件・部屋番号を選択、(3)施錠・解錠のボタンを押すという3つのステップが必要だった。今回の新機能「ふるふる解錠」により、(2)玄関先でスマートフォンを数回振る、(2)スマートフォンを鍵にかざすという2つのステップだけで簡単に施錠・解錠が可能となる。

らくらくパス発行――IDなしでもアクセスキーで操作が可能に

 これまでの「iNORTH KEY」では、内覧の際には不動産管理会社が仲介会社にiNORTH IDを個別に発行する必要があった。IDの発行には、仲介会社がアプリから利用者登録をしなければならない。

 しかし、今回の「らくらくパス発行」により、iNORTH IDを持っていない仲介会社には、不動産管理会社が個別に発行された「アクセスキー」を通知するだけで、設定された期間のみ該当の操作が可能となる。アクセスキーの発行にも、わずらわしい利用者情報の入力やID、パスワードの管理は不要で、期間の設定のみで発行ができる。これにより、仲介会社にとっての利便性が高まる。

らくらく遠隔解錠――オフィスから物件の施錠・解錠ができて、履歴も管理

 iNORTH IDを持っていない人が内覧を希望する場合、不動産管理会社が管理画面から施錠・解錠の遠隔操作を代理で行うことができる。しかし、これまでは代理操作した際の詳細情報を履歴として残すことができず、本システムとは別に操作履歴を作成、管理する手間が発生していた。

 今回の「らくらく遠隔解錠」により、管理画面からの鍵操作時に、どの仲介会社の誰宛に行った代理操作なのかを「会社名」「お名前」「メールアドレス」で記録できるようになり、履歴の二重管理が不要になった。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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