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人工生命(ALife)とは何か

人工生命(ALife)とは何か──AIや生物学との違い、「都市デザイン」や「組織」への応用

「人工生命(ALife)」とは何か:第1回

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「建築・都市デザイン」と「アート・クリエイティブ」への応用

 最後に少しだけ弊社の説明をさせてほしい。今後の連載などで触れる機会もあるかもしれないが、オルタナティヴ・マシン社では、まず「建築・都市デザイン」「アート・クリエイティブ」を応用先として見ている。

 現在、「和の大家」とも称される隈研吾率いる東京大学隈研究室と街の生命感(様相)を解析する研究や先進的な部品を世界中の自動車メーカーに提供するデンソーと新たなモビリティ起点の都市デザインの研究を行っている。それら以外も大まかに言えば「ALife(情報技術) × 建築・都市デザイン」が多い。単に効率性を高めるようなスマートハウスやスマートシティという機能的価値を追求したものではなく、情報技術でどのようにして情緒的価値を提供できるのか、もしくは今までのアプローチとは異なる新しい住まいや空間、街のあり方がありえるのか、そんな事を模索していく中で、我々にたどり着いたという印象だ。

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この記事の著者

青木 竜太(アオキ リュウタ)

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