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働き方改革のための「RPA」

“経営に効く即効薬”としてのRPA導入──日本企業で普及期を迎えた理由、効果とは?

第1回 

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業種・業界を問わずRPA導入企業は急増し、2017年は国内実績450件を突破

 世界規模で見ると、2014年ごろから導入が始まったRPAは、2017年から急成長を遂げている。専門家の予測では、世界におけるRPA市場規模は2017年から2021年までの5年間で、年平均成長率64%という驚くべきペースでの成長を続けると言われている。

 日本国内においては、一歩遅れて2016年以降産業界全体の導入機運が高まり、取り組みが顕在化し始めたが、以降驚くべきハイペースで導入企業は増え続けている。本コラムを担当するアビームコンサルティングが日本RPA協会、RPAテクノロジーズ社と実施した独自調査によると、2017年1月から12月でのRPAロボット導入実績件数は458件、問合せに限ると6,468件にものぼる。

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安部 慶喜(アベ ヨシノブ)

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