収集したなかから精度の高いオポチュニティを選び出す──問題にアプローチするインサイトの力
この時点で明らかになったオポチュニティは、プロジェクトメンバーによって可能性があると考えられたものであり、その有用性は確かめられていない状態である。いわゆる「玉石混淆」で、大きな市場機会を持つもの=「玉」と、良さそうに見えるが機会として価値がないもの=「石」が混在している。
そこで、この時点でオポチュニティの有用性を確認することが必要となる。その確認には定量調査が有効である。私たちはこの問題に関して「玉度」と呼ばれる指標を設け、それを定量調査で測定することにしている。この点については、次回以降に改めて詳細を紹介する機会を設ける予定である。