企業がサブスクリプションビジネスに移行する際に立ちはだかる壁「評価制度問題」とは
製品やサービスを提供する企業だけではなく、製品を購入する企業にもサブスクリプションビジネスでのメリットはある。例えば、社内にあるパソコンだが、それぞれにソフトウェアをインストールしていると従来のモデルでは「台数分の料金」がかかる。それも導入時に買うことになるので、一気に導入コストが膨らむ。
しかし、サブスクリプションビジネスならば、台数分の費用はかかるが、導入時のイニシャルコストは低減される。さらに、人数の増減にも対応できる。月額課金ならば、繁忙期だけ数を増やすことも可能だ。どの会社にも使われなくなったパソコンが何台かあるだろうが、目に見えるパソコンだけではなく、そこにインストールされているソフトウェアも無駄になっているのだ。こういった無駄がなくなることになる。