オープニングの挨拶に登壇した富士通の中山五輪男氏は、これまでの実績を紹介した。
この3年間で富士通はこのプログラムを計6回実施し今回が7期めとなる。このプログラムから、協業が検討されたのは100件、協業実績(PoCなど)は60件以上なる。
直近では、第5期に選ばれたEXest株式会社と協業。AI型訪日観光客向けのサービスのプレスリリースを打つなどの成果もあがっているという。
このプログラムに参加している富士通の事業部は、全員ベンチャーとの協業を本気で考えています。全員がテーマの設定から主体的に参画しているのです。ベンチャーの方も一緒にやってみて、もし富士通との連携で成果が出ないと思うようであればすぐに辞めていただいて結構。そこに遠慮はいりません。(中山氏)
中山氏がこう断言するだけあって、参加している富士通側の審査委員や事業化検討委員会も真剣そのもの。AI、IoT、バイオ、農業、製造の各分野のエキスパートによる深く、時に辛辣ともいえる意見や質問が交わされた。
スタートアップイベントにありがちな「お祭り感」ではなく、富士通の企業内事業化プロジェクトの本気度を感じさせるものだった。
ピッチをおこなったスタートアップ企業は23社。優秀賞、最優秀賞、スポンサー賞が選ばれ、23社の全社が次のフェーズの個別面談が行われることが発表された。個別面談の後に協業検討が行われ、8月には「Demo Day」が行われる予定。
【プレゼン実施企業】
- 株式会社アドインテ
- 株式会社フューチャースタンダード
- AMATELUS 株式会社
- 株式会社NearMe
- PerceptIn Inc.
- カウンティアバンク株式会社
- EAGLYS株式会社
- NextDrive株式会社
- 株式会社Scalar
- コンセンサス・ベイス株式会社
- aiwell株式会社
- 株式会社Phone Appli
- inaho株式会社
- Chiptip Technology, Inc.
- ノバルス株式会社
- エーテンラボ株式会社
- anect株式会社
- ムーバクラウド株式会社
- 株式会社アダコテック
- GVA TECH株式会社
- RESTAR株式会社
- グローバルウォーカーズ株式会社
- 株式会社データグリッド
表彰企業
【スポンサー賞】
- JTB賞 : 株式会社アドインテ https://adinte.co.jp/
- PR TIMES賞 : inaho株式会社 https://inaho.co/
- fabbit賞 : AMATELUS株式会社 http://amatelus.co.jp/
- RICOH賞 : AMATELUS株式会社 http://amatelus.co.jp/
- ヌーラボ賞 : 参加全社
- 名刺アプリEight賞 : 参加全社
【個別面談実施企業】参加全社
【優秀賞】
- 株式会社アダコテック https://adacotech.co.jp/
- RESTAR株式会社 https://www.restar-inc.com/
【最優秀賞】
- inaho株式会社 https://inaho.co/
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