新規事業チームが“出島で専業”がダメな理由
──新規事業、新商品の開発には経営感覚、そして多彩な視点も欠かせません。そういった意味では、山中さんや神谷さんのようなキャリアを持つ方々が集まっておられることに価値がありそうですね。ちなみに、一年目と二年目でコンセプトが変わったということですが、どのように変わったのでしょう?
山中:まず一年目は、いわゆるDesign Thinkingという取り組み自体を行ったこと自体が私達にとっては強烈な体験でした。新しいプロセスを学び今までのフレームを崩しゼロから物事を考える方法を理解しました。