ブロックチェーンが社会基盤となって実現するインターネットの次の“新世界”
最後に、人類のエコノミーの発展について整理しましょう。今までは、大きく分けてインターネット普及以前と以後の、2段階で発展してきました。
- 第1レイヤー:フィジカルによるレガシー化された中央集権型エコノミー
- 第2レイヤー:インターネットにより情報が中央集権化し、フリーミアム化したエコノミー
これは、ネット業界でいう「Web 1.0」「Web 2.0」と時期が重なります。Webというと、すごくネットに比重を置く響きになりますから、世界や社会、人類のエコノミーを論じる際には「レイヤー」が適しています。そこで、世界や社会の世代という意味で第1レイヤー、第2レイヤーと呼んでみたいと思います。