予測不能な時代こそ“ワクワク”が必要な理由
「働く際には厳しさが必要だと思いますが、明るくワクワクしながら働く上でどう行動を律していけばいいでしょうか」
会場からは、こんな質問も上がった。永井氏は、ワクワクすると厳しくなくなるようなイメージがあるのだろうかと問いかけ、部活や勉強や習い事でもそうだったように、ワクワクと厳しさは相反しないし、むしろ厳しくないとワクワクもしないと返答する。
ただし、そのためには当事者意識が必要である。たとえばジョギングを何かの目的や、それ自体の楽しみのために走る場合は、厳しくてもワクワクはある。しかし、当事者意識がなく、自分が何のためにやるのかもわからない状態で走れと言われたら、辛いだけである。つまり厳しさがパーパスに沿っていることは重要である。