理念を浸透させる「チェックイン」という日々の工夫
大山:LUSHは様々な社会的活動をなさっているので、お客さんだけでなく新しく入ってきたスタッフなどに対しても、理念を伝えるのは大変だろうと思いますが、どのようになさっているのでしょうか。
飯村:以前に比べると、社会的な活動に興味があるスタッフ、入社前に社会的な問題について学校で学んでいる人も増えています。しかし、言葉や座学で伝えるよりも、体験によって伝えることが重要なので実践しています。たとえば月曜日にはミートフリーマンデーとして、希望するスタッフがビーガンのお弁当を注文しているんです。また、日頃スタッフ同士のコミュニケーションの中で、たとえば竹製の歯ブラシを持っているのを見たら欲しい人を募ったり、お店周辺のゴミ拾いの機会があったりもするんです。