風呂敷ラッピング「ノットラップ」が体現する、理念を浸透させる体験
大山:取締役 リテール・ブランド担当役員の小林弥生さんから「社員一人一人がそれぞれの価値観や倫理観を持って行動できることを重視している」と聞きました。ショップに行くと、たしかにスタッフの方々が自分らしく働くことで、お客様に影響を与えていると感じます。店舗運営にどんな工夫があるかが気になりますが、まずは飯村さんのラッシュジャパンへの入社経緯を教えてください。
飯村 麗氏(株式会社ラッシュジャパン LUSH 新宿店 ジェネラルマネージャー、以下敬称略):2005年10月にアルバイトで入社しました。当時はLUSHのことを全く知らず、買い物をしたこともなかったのですが、アルバイト情報誌に掲載されていたスタッフが楽しそうに働く写真に惹かれて、それだけで決めました。長く勤める予定ではなかったのですが、当時のショップマネージャーがアルバイトの私の意見を受け入れてくれ、会社も意見を採用してくれるので、自信と責任を持って働けると感じて社員になりました。