同店舗ではビジネス利用にフォーカスした店舗空間「SMART LOUNGE」を日本初導入し、仕事や作業を目的に、特に一人でカフェを使いたいという高いニーズに応え、半個室席や一人掛け席を充実させ、今までにないスターバックス体験を提供する店舗となる。
多様な働き方にフィットする新たな店舗空間「SMART LOUNGE」を日本初導入
都心部のライフスタイルは多様化し、場所や時間を選ばない働き方や暮らしをする人が増えている。「SMART LOUNGE」は多様なニーズや利用シーンに応える店舗空間として、新たなスターバックス体験を提供する。高輪ゲートウェイ駅店では、移動中や商談前後などにできた時間に一人で集中して作業に打ち込むことができる空間や、複数人での打ち合わせなどに利用することを想定したビッグテーブルを設置。6つの半個室席とテラス沿いに並ぶパーソナルなスペースを区切ったカウンターテーブルの全席に電源を配置し、wi-fiも完備している。さらに、持ち運び可能なスマートフォンのモバイルバッテリーのシェアサービスも取り入れ、急な充電不足にも対応。
高輪ゲートウェイ駅オリジナルラッピングを施した「STATION BOOTH」を設置
「働く人の“1秒”を大切に」をコンセプトとしたJR東日本による駅ナカシェアオフィス事業の一環として、完全個室のブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」を店内に2台備え、快適な仕事空間を提供する。外装はアメリカ在住の日本人アーティスト、太田翔伍氏のアートでラッピングし、スターバックスオリジナルのデザインとなっている。JR東日本ではシェアオフィスについて2020年度末までに30箇所の展開を目標としている。
日本初のキャッシュレス特化型店舗として、スマートな購買体験を実現
スターバックス カードやSuicaなど交通系電子マネー等でのキャッシュレスによるスピーディーな決済に特化した店舗。事前に注文決済し、店舗でスムーズに商品を受け取れる「モバイルオーダー&ペイ」を導入し、スマートな店舗体験を実現。時間の有効活用やレジでの待ち時間軽減につながるという。また、新たな試みとして「モバイルオーダー&ペイ」の専用カウンターを設置し、今後拡大していく同サービスの効率性や利便性をさらに向上させながら、顧客の体験価値を高めることを狙いとしている。
新駅になじむ新店舗。シームレスにつながるデザインと空間
店舗デザインには、隈研吾氏がデザインした高輪ゲートウェイ駅の木のぬくもりがふんだんに感じられる全体デザインになじむ素材や色合いを取り入れている。木とグレイッシュな壁が特長の、都会的ながらも温かみを感じる店舗空間で、店舗へのアプローチには段差をなくし、駅と一体化するシームレスなつながりを意識した造りになっている。また、ビバレッジを提供するメインバーの天井部分は、折り紙をモチーフにした駅舎の大屋根をイメージし、ここでも駅とのつながりを感じることができるように設計されている。
JR東日本とスターバックスが協業した実証実験を展開。「まちびらき」の交流拠点に
「グローバルゲートウェイ品川」を開発コンセプトに、2024年にかけて進む「まちびらき」。インフラ整備とともに、駅、周辺の景色や文化、人の流れが大きく変わっていく中で、JR東日本とスターバックスが協業し、次の世代に向けて、多様な人が集い、つながり、広がっていくサステイナブルな街のあり方や暮らし方、未来に関する実証実験やイベントを店舗や駅、周辺にて展開していくのだという。