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リコー、社内起業家とスタートアップを支援する事業共創プログラム「TRIBUS 2020」開始

 リコーは、2020年5月13日から「TRIBUS 2020」を開始し、社外のスタートアップ企業や起業家からのテーマ募集を開始した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] 事業開発 企業戦略 オープンイノベーション

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 リコーは、新規事業の創出に向けた取り組みとして、スタートアップ企業や社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指すアクセラレータープログラムを2019年度から行っている。2年目となる本年度は、プログラム名称を「TRIBUS(トライバス)」に変更し、「次の当たり前になる」をテーマに、はたらく人の創造力を支え、新しい時代のビジネスアイデアを広く募集する。

 社外からの応募開始に先立ち、国内リコーグループ社員約3万人を対象とした社内起業支援プログラムを2020年2月から開始しており、社内外の統合プログラムとして「TRIBUS 2020」に参加するチームを募集する。この後、2020年10月には統合ビジネスコンテストを開催する予定で、社内・社外それぞれから選定されたチームが社内外の審査者に対してピッチを行い、アクセラレータープログラムに進むチームを決める。

 本年度の特徴として、社内外からの参加者のサポートを希望するリコーグループ社員が各自のスキルをデータベースに登録し、そのデータベースを公開することで、参加者が要望するサポートをより簡易に提供できるようにする。また、スタートアップとの連携をさらに強化するため、下記記載の募集領域に関して、リコーグループ内の担当部門より、目指す方向性や課題をプレゼンテーションするリバースピッチを行う。リコーグループのリソースを活用しながら、社内起業家とスタートアップ双方が切磋琢磨し、両者の知見・ノウハウを学び合いながら新たな事業を共創・創造していくことを目指すとしている。

TRIBUS 2020の概要

募集領域

  1. 仕事における生産性の追求から人間性・創造性の追求へ
  2. 5G時代の対面/遠隔コミュニケーション革新
  3. 個人に着目した、働き方・産業構造・社会像のデジタルトランスフォーメーション
  4. 脱炭素社会と循環型社会実現のための課題解決
  5. その他:リコーグループの既存事業領域

スケジュール

  • 募集期間:2020年5月13日(水)~8月7日(金) 正午
  • 説明会:2020年6月4日(木)、6月18日(木)、6月25日(木)、7月1日(水)(オンライン配信を予定)
  • 募集領域に対するリバースピッチ:2020年6月8日(月)、6月17日(水)、6月22日(月)、7月10日(金)(オンライン配信を予定)
  • 統合ビジネスプランコンテスト:2020年10月中旬予定
  • アクセラレータープログラム期間:2020年10月下旬~2021年2月下旬予定
  • 成果発表会:2021年3月上旬予定

特徴

  • 社外のVC(ベンチャーキャピタル)の方によるジャッジ
  • スタートアップと社内起業家の助け合いと高め合い
  • リコーグループのリソース活用を含めた柔軟なサポート
  • リコーグループ社員が参加者の要望に応じてサポートする「サポーターズ」登録制度(昨年度は約200人の登録。参加チームに対して様々なサポートを行った

テーマの「次の当たり前になる」とは

 リコーの創業者市村清氏の経営哲学に「儲ける経営より儲かる経営」がある。「儲けようとすればおのずと限界が訪れる。けれども世の中に求められるものを事業にし、その事業が当たり前の世の中になることで自然と儲かり、その利益は無限に広がる」。はたらき方の当たり前、日々の暮らしの当たり前、人と人とのかかわり方の当たり前、世の中には様々な当たり前があふれている。そんな当たり前から、求められているものを発見して、共感を得られる形で社会に実装すると、次の当たり前になる。