社内SNSでのアウトプットとフィードバックがもたらす“知の結集”
前田:こうしたスキルや知識を身につけるために、どのようなツールを使用していらっしゃいますか。
河邉:先ほど並木が「自分でアウトプットする場、アウトプットに対して適切なフィードバックを与える場」を作っていると話しました。これをトレーニング中に完結する必要はありません。むしろ、様々な目でフィードバックがあればあるほど、人の成長は早いと考えています。弊社ではChatter(チャター)という社内SNSツールを使用しています。Chatterでは、オープンで可視化されたコミュニケーションが行われています。このChatterにアウトプットを共有し、直属のマネージャーに現場感のあるフィードバックしてもらうことで、営業現場で使える知識に昇華してもらうことを狙っています。加えて、そのアウトプットやトレーニング資料を見た別の営業部門のマネージャーが自分のチームでも使えると思えば自由に拡散することも可能です。対面型の集合トレーニングだけをやっていれば、学びの場がそこで閉鎖的になりがちです。Chatterを使えば学びの場が広がります。