行動科学の注目テーマ「セルフナッジ」のデザイン応用
いいことばかりに思える行動科学のデザインへの応用。武山氏は、行動変容デザインの本質と課題、最近特に注目されている「セルフナッジ」などへ言及した。
「ついつい行動科学の知見がデザインに応用できるとわかると、行動科学の知見に事象を当てはめたくなる」と語る。あくまで行動科学の知見はひとつの武器であり、文化、技能・経験、社会経済要因、年齢、遺伝など様々な環境要因を組み合わせて、行動変容をもたらす「介入」の方法を考えるのがデザイナーの腕の見せ所、だという。