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ServiceNow Japan、カルビーのニューノーマルの働き方での出社状況モニリングアプリを開発

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 ServiceNow Japanは、カルビーがServiceNowのクラウドプラットフォーム「Now Platform」を活用して、従業員の出社率状況を把握するためのアプリを開発、運用開始したことを発表した。

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 カルビーは2014年に在宅勤務制度を開始し、2017年には利用日数や場所の制限をなくした「モバイルワーク制度」を導入するなど、早くから働き方について先進的な取り組みに着手してきた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により「ニューノーマル」時代の働き方が必要とされていることを契機に、カルビーでは改めてオフィス勤務者を対象にニューノーマルの働き方「Calbee New Workstyle」を2020年7月1日から開始し、モバイルワークを基本とした働き方を無期限に延長することを2020年6月25日に発表した。

 同社では、この新しい働き方の3つの柱のひとつとして、「モバイルワークの標準化とフルフレックス導入」を掲げている。オフィス勤務者はモバイルワークを行うことを原則とし、フレックス勤務のコアタイムも廃止することで、結果的に「30%前後の出社率」を目標としている。そのため、同社の人事総務部では、従業員の出社率の現状を把握することが急務となり、対応依頼を受託した同社の情報システム部門がNow Platformを活用したアプリ開発を決定。今回のアプリ開発にServiceNowを採用した背景には、カルビーが昨年、従業員の生産性向上と働きやすさを目指し、推進していたデジタルトランスフォーメーションに対応するための業務プラットフォームとして、Now Platformをすでに採用していたことが背景にある。

 新たに開発された従業員の出社率を把握するためのアプリにより、従業員による出社申請登録から、承認依頼メールの発信、上司や上長による承認までのワークフローを実現し、さらには出社予定検索を個人、日付、部署別に行えるようになった。

Calbee New Workstyleカルビーが開発した本社出社管理システム画面イメージ1

Calbee New Workstyleカルビーが開発した本社出社管理システム画面イメージ2

 従来の一般的なアプリ開発では企画立案からリリースされるまでは数ヶ月を要することも多くあった。今回は、Now Platformを活用したことで、ServiceNowでのアプリ開発決定から、動作検証も含め、全社規模での運用開始までのプロセスが実質8稼働日という短期間で完了。その結果、これまでは実現が難しかった人事部や総務部を含むユーザー部門からの要望への迅速な対応を実現した。なお、本社オフィスに勤務する従業員である約450名が対象ユーザーとなるという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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