SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineセミナーレポート

旭化成が挑戦する経営戦略としてのIPランドスケープ──先進企業と語った人材の「要件」と「評価・育成」

登壇者:旭化成株式会社 研究・開発本部 知的財産部 知財戦略室長 和田玲子氏

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

講演者プロフィール

旭化成株式会社 研究・開発本部 知的財産部 知財戦略室長 和田玲子氏
1999年旭化成株式会社入社、事業部の技術開発部での研究開発業務、知的財産部での知財担当業務、事業会社での事業企画業務を経験後、現組織にてIPランドスケープに従事。

経営戦略に位置づけられた、旭化成の知財、IPランドスケープ

 旭化成で知的財産部の知財戦略室長を務める和田玲子氏が登壇。「IPランドスケープを支える知財アナリストの育成」をテーマに講演を行った。和田氏は旭化成に入社し、事業部で開発を担当した後、知的財産部での特許担当、研究部門での企画経験を経て、再び知的財産部へ異動し、現在に至る。入社以来、事業部と知的財産部の両部門の視点から知財に深くかかわってきた立場から、旭化成の知財アナリストに育成について講演を行った。

 旭化成は売上高約2兆1500億円、従業員数約4万人(2020年3月期)の化学メーカーで、繊維を祖業とし「マテリアル」「ヘルスケア」「住宅」という大きな3つの事業領域で構成されている。合成ゴム、ケミカルプラント、電子材料、リチウムイオン電池の部材やサランラップなどのマテリアルが全体の売り上げの半分を占めるほか、ヘルスケア領域では医薬や医薬品製造プロセスで使用されるウイルス除去やAEDなどが牽引している。

 特にBtoB事業では、非常に高い技術を要求する顧客に対し、旭化成の先進的技術力で応える事業を展開。顧客・競合ともに特許を出願する企業が多いため、特許の解析が経営戦略にも役立つ。和田氏の所属する知財戦略室は、知的財産部の横串機能として、IPランドスケープを専任で遂行していく専門部署として活動している。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
旭化成におけるIPランドスケープの特徴とは

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
Biz/Zineセミナーレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング