これまで、地銀を始めとする金融機関とともに投融資先企業に対してブランドを起点とした事業変革コンサルティングを手掛けてきた博報堂コンサルティングは、このたび地域経済の中心にある小売(リテイル)、おもてなし(飲食・宿泊・サービス)、1次産業(農水畜産)、製造業領域において、ブランド戦略の構築と実行を伴走するハンズオンソリューションである「地域金融機関とともに実現する『ちいきの企業活性化ソリューション』」の提供を開始した。その第一弾として、リテイル領域における『リテイルソリューション』に関して、スパークインダストリーグループの福井淳氏、リビングハウスの北村甲介氏とタッグを組み、地域企業の活性化を支援する。
このソリューションは、地域の企業が自社ならではの価値を実体化させるための課題抽出から方向性を設定後、実践をプロフェッショナルチームが現場に入り込んでサポートし、自立自走ができるよう組織の定着化支援まで行う、業界特化型ソリューション。
ソリューションは、ブランド価値規定とCX価値体現の2つのフェーズに分かれる。ブランド価値規定のフェーズにおいて事業課題やブランディング課題を抽出した後、CX価値体現のフェーズにおいてそれらの課題を具体的に解決し、事業再成長を実現する。
リテイル業界向けソリューションにおけるCX価値体現フェーズは、具体的には、家具小売事業向けとアパレル・生活雑貨の小売事業向けの2方向からのサービス提供となるという。家具小売事業向けでは、経営課題に対し、リビングハウスが企業の現状にカスタマイズしたサービスをハンズオンで提供。アパレル・生活雑貨向けでは、スパークインダストリーグループが、ハンズオンパートナーと共にプロフェッショナルチームを組み、課題解決の実現をサポートする。