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DXの内製化や開発スピードの向上を実現する「ローコード開発」をOutSystemsが実例と共に紹介

Biz/Zine Day 2020 Autumn レポートVol.9:OutSystemsジャパン株式会社

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 コロナウイルスの影響により、日本国内のDXが今まで想像できなかったスピードで進んでいる。「2025年の崖」問題も迫る中、多くの企業が従来業務のデジタル化に加え、社内のレガシーシステムの更新も始まった。その中で注目を集めるのが、開発時間のスピードを大幅に向上できるという「ローコード開発」だ。なぜ今、注目されているのか、そしてどのようにローコードを活用しているのか。約20年にわたりローコード開発に取り組み、業界を牽引してきたOutSystemsジャパン株式会社の第三営業本部長 富山篤優氏が概要と海外事例について紹介し、同社ソリューションアーキテクトの阿島哲夫氏がデモンストレーションを行った。

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速く・安く・高品質にアプリケーションを開発できる「ローコード開発」とは

 2001年の設立以来、ローコード開発分野で1,500社を超える顧客実績を誇るOutSystems。モバイルアプリやWebアプリをはじめ、その裏側にある業務アプリケーションや基幹システムに至るまで、企業活動のアプリケーション開発の土台となるローコード開発を提供してきた。製造なら部品管理システム、旅行業ならBtoCサービス、物流・交通ならドライバーの管理や受発注システムというように、業界を問わず様々な領域で活用されているという。

 富山氏は「ローコード開発がバズワード化しているが、OutSystemsは単なる開発環境ではない。設計から開発、テスト、リリース、分析・管理、そして改善に繋げる“DevOps機能”を包括・包含するオールインワンプラットフォームだ。アプリケーションを作って終わりではなく、完成後の性能情報なども取得し、素早く改善サイクルを回してよりよいサービスを提供することを目的としている」と語る。

DevOps機能を包含するオールインワンプラットフォーム

 OutSystemsのローコード開発のメリットは、リリースの速度をあげて迅速にビジネスに貢献する「速さ」、開発期間を短縮することによる「コストの削減」、そして優れたチェック機能で実現するアプリの「高い品質」にある。

 富山氏は、このローコード開発をDXに活用した事例として、1つめに総合物流業の取り組みを紹介した。陸運事業を中心に派遣事業や食品管理事業にまで拡大したため、システムインフラがバラバラとなっていたが、連携して付加価値の高いサービスとして提供したいという構想があった。そこでローコード開発でAPI連携することで各種サービスを融合し、新たなサービスの開発が実現した。なお開発工数は通常の3~4割を削減できたという。

 また2つめに紹介した鉄道業では、コロナ以前から他業種・他業態への展開を模索し、生活サービス業にシフトチェンジすることを目指していたが、OutSystemsのローコード開発を活用してサービス連携を実現。DXの内製化が進み、開発やリリースのスピードが向上したという。

 富山氏は「ローコード開発のメリットは開発だけでなく、活用・改善サイクルを素早く回して、アプリケーションを進化させていくところにある」と繰り返して強調した。

OutSystemsジャパン株式会社 第三営業本部長 富山 篤優氏OutSystemsジャパン株式会社 第三営業本部長 富山 篤優氏

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ローコード開発で開発したリッチなアプリケーションの操作を実演

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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