Oisixは、本商品の提供を通し、外出の機会が減り学びの機会をどのように設けたらよいか、と悩む家庭や忙しくなかなか子供との時間を設けることができない、といった家庭の課題解決の一助となりたいと考えていると、取り組みの意図を述べている。

　Oisixは、2020年4月にこどもちゃれんじと共同で、「親子が一緒に料理の工程を楽しむことができるミールキット」を開発し販売したところ、大変好評だったという。

「Kit Oisix with しまじろう」商品パッケージ

　第2弾となる今回は、前回の商品を基にさらに食育コンテンツを強化。前半3ヶ月後半3ヶ月のフェーズ、合計6ヶ月間に渡ってプログラム形式で商品を展開することで、テーマを絞り、より長期的に取り組めるように設計されている。前半の2月～5月は「おてつだいシリーズ」として子供が進んでお手伝いをしたくなる商品を販売、後半の6月～8月は「キッズマナーシリーズ」として子供が楽しく食事の際のマナーを身に付けられる商品を販売する。子供がお手伝いを進んで行う、マナーを学べるというだけではなく子供の褒め方、やる気にさせる方法をこどもちゃれんじのノウハウを付加することで、親子共に学び、成長できる商品構成にしたのだという。

「Kit Oisix with しまじろう」が目指す姿

商品開発の経緯

　子供の学齢に合わせて学習・成長をサポートする「こどもちゃれんじ」と、安心安全な食品を届ける「Oisix」は、“食”を通した子供とのコミュニケーション、また楽しく成長につながる時間を届けたいという両社の想いから、共同開発を進めている。

　2020年4月には「毎日の食事づくりが大変」「外出できず、おうち時間をどう過ごしていいかわからない」という声があり、「食を通して、親子で豊かな時間を過ごしてほしい」という想いから「Kit Oisix withしまじろう」第１弾を販売。顧客からは「『わたしが作ったごはんだ！』とパパに誇らしげに自慢していました。パパも子どものつくった料理に満足！」「好き嫌いの多い子がすごい勢いで食べていたので泣きそうになりました」といった、子供の成長や食の体験が広がったエピソードが多数届いたのだという。

　現在も外出を控えたり、在宅勤務をしたりするなど親子が家にいる時間が長い状況は続いている。そのような中、依然「がんばって作っても食べてくれない」「メニューがマンネリ化してしまう」「子どもの好き嫌いが多い」といった声が多く寄せられている。中でも「忙しい平日の夕飯を作るのが大変」という声が特に多くあり、「豊かな食の時間を平日の夕飯でもお届けしたい」という想いから本商品を開発。

　今後予定しているキッズマナーシリーズでも、子供の食への意欲を高めるとともに、家での親子のコミュニケーションがより豊かになることをめざして、開発を進めていくという。

ごはんを全部食べたら貼れる「ごちそうさまシート」