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山口周氏、松永エリック・匡史氏が語る、社会的イノベーションを成功させるためのDXとは?

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テクノロジーイノベーションのDXから、ソーシャルイノベーションのDXへ

柿崎:山口さんの近著『ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す』では「ここ30年のあいだに私たちの生活をこれほどまでに激変させたインターネット関連のイノベーションですら、経済成長の限界を打破できていない」と述べ、世界の生産性上昇率は60年代からずっと下がり続けていると説明しています。テクノロジーイノベーションが起こっても富の移転が起こっているだけだと。これは広告を例に挙げると、紙媒体などからネット媒体にシフトしただけということですね。また、経済的合理性だけの観点でビジネスを進めると「問題の普遍性が高く難易度が低い」ものばかりに焦点が当てられ、「問題の普遍性が低く難易度が高い」難病などの課題は着手されにくい点も指摘していて、その辺りはDXでもなおざりにされている問題ではないでしょうか。この状況を打破するためにはエリックさんの語る“愛”と山口さんの語る“衝動”から起こる“Business as Art”の実戦が必要で、つまり経済的合理性に基づくテクノロジーイノベーションとしてのDXから、社会的課題を解決するソーシャルイノベーションとしてのDXへ転換が必要だと感じます。

 山口さんは著書で、理想の社会の実現には一人ひとりの小さな行動の積み重ねが大切だとお話されています。ということで最後に、視聴者の方から質問やメッセージを実際に考えていただき、それらに対してお二人からコメントをお願いしようと思います。

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比惠島 由理子(ヒエジマ ユリコ)

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