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オードリー・タンが語る、DX推進の本質と未来とは?

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「デジタルとその他」という対立を超えた包括的な視点

石倉:「◯◯だったらどうでしょう」という質問が好きなのですが、デジタルというのがある日突然なくなってしまったら、どうなるでしょう。

タン:それはデジタルではなくクォンタム(量子)ということですね。現在はアナログ大臣がいて、デジタル大臣がいて、将来的にはクォンタム大臣が生まれますね。私たちは新しい会話、コミュニケーション方法を探していくでしょう。それは人間本来のニーズです。アナログ技術のペンと紙というのは素晴らしいものですが、そこへデジタル技術というのが入ってきて今まさに行っているビデオ会議のようなものが生まれました。そして、量子技術によって脳同士を直接つなげられる日が来たら、感情がもっと伝わっていくことになるでしょう。そして、先ほどお話されたように人をつなげていく、コラボレーションしていくという期待が生まれてきますね。

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この記事の著者

比惠島 由理子(ヒエジマ ユリコ)

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