DX時代のビジネスに必要不可欠な「サービスブループリント」の基礎を1日で学ぶ
「顧客体験」が多くのビジネスで鍵になる時代。特に、DXが大きなビジネスイシューとなる状況においては、「顧客体験の設計」と「顧客体験の提供体制」が重要になり、その良質な体験が良質なデータを生み出します。顧客体験を起点にビジネスを考えるツールとして、マーケティング担当者や事業開発担当者を中心に「カスタマージャーニー(マップ)」がここ数年で定着しました。しかし、本講座で主に解説する「サービスブループリント」は、「名前は知っているがどのように活用すればいいかはわからない」という方が多いようです。
「サービスブループリント」とは、顧客体験とその実現に必要な組織内のオペレーションやシステムの全体像を洗い出して、「1枚絵」にまとめたもの。関係者で意見を出し合い、必要な動きやシステムを可視化することで、よりよいサービス、顧客体験の実現を目指しつづける強力なツールになります。
本講座では、サービスデザインの基礎、サービスデザインにおける「サービスブループリント」などを講義で解説。受講者がグループに分かれて行うワークショップは、オンライン・ホワイトボードMiroを使用して実施します。はじめての方でもスムーズに使えるように、ワークショップ開始前にMiroの使い方も丁寧に解説します。
講師は、ビズジンアカデミーにて「カスタマージャーニー」や「デザインスプリント」の講座も担当する、株式会社コンセント サービスデザイナー赤羽太郎氏、長尾 真実子氏が登壇します。
講師:赤羽 太郎
株式会社コンセント サービスデザイナー
国際基督教大学教養学部人文科学科卒。顧客視点での新規サービス事業開発や体験デザイン、またそれを生み出す組織やプロセスを作るコンサルティングに従事。Service Design Div.の大規模プロジェクトにおいて多数リードを務めている。UX/SD 関連セミナー登壇や国内外でのService Design Networkの活動のほか、UX Tokyo の Rosenfeld Media の UX 関連書籍の翻訳チームにも参加。飛び込み営業が社会人としての原体験であるため、泥臭いプロセスもわりと得意である。 HCD-Net 認定人間中心設計専門家。
講師:長尾 真実子
株式会社コンセント サービスデザイナー
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科デザイン経営工学専攻博士前期課程修了(工学修士)。グローバルデザインプロジェクトの経験をもち、様々な文化・領域とのコラボレーションを通したデザインを学ぶ。グローバルデザイン戦略ファームを経て、2018年コンセントへ入社。コンセントではデザインアプローチによる事業/サービス開発の支援を行う。Service Design Network 日本支部の事務局としても活動。
講座概要
- 講座名称:サービスデザインの現場から~サービスブループリントによる体験の実現・実装~【オンライン】
- 日時:2021年3月19日(金)10:00~17:40
- 受講料:60,000円+税 ※テキスト(PDF)代含む
- 詳細・申込:イベントページから