DMM.comは、今後、ロボットメーカーとの提携、アライアンスによりロボット製品のECによる販売、プロモーション、サポートなどをおこなうという。2015年の年間売上として30億円。2017年には100億円をめざす。
「これまでの日本のロボット産業は事業化意識が欠如していたこと、産業技術のガラパゴス化により、技術連携がおこなわれなかった。ロボット製造メーカー、ロボットテクノロジーメーカー、ロボット産業ベンチャーと連携する活動を、秋葉原のDMMのものづくり拠点であるDMM.makeAKIBAでおこなっていく」(株式会社DMM.com ロボット事業部 事業部長 岡本康広氏)
発表会では、DMMが今後予約販売していくロボットとして、「Palme(パルミー)」(富士ソフト)、「BOCCO(ボッコ)」(ユカイ工学)、「PREN.D(プレン・ディー)」(プレンプロジェクト)、「プリメイドAI(プリメイドAI)」(ロボットゆうえんち)、「Robi 組立代行バージョン(ロビ)」(デアゴスティーニ・ジャパン)が発表された。
またパネルデキスカッションでは。SNS株式会社ファウンダーの堀江貴文氏が登壇し、 「ぶっちゃけ、ロボットで生活がかわるんすか?普通の人知らないし、何に使うかわからないものを普通の人は買わないでしょ」と発言。 堀江氏は、現状のロボットはまだまだ、用途がはっきりしないとし、「タブレットをセグウェイにつないだような会議用のロボットや、自分の代わりに遠隔地で作業する“テレエグジステンス”などは用途が明確になれば可能性がある。今後のロボットは形にはこだわらない。むしろVRのようなものかもしれない。」と語った。