凸版印刷は、2019年10月より提供している本サービスのユーザー拡大と利便性向上を図るべく、オンライン校正・回覧機能及びコミュニケーション機能を強化した。今回のアップデートにより、赤字入れを同一ファイルに対し複数人で同時に、手軽に行うことが可能となった。さらに、関係者間で校正内容や疑問を共有し速やかに解決・認識統一することができるという。これにより、リモートワーク下での社内回覧・校正業務をより容易に行うことが可能となる。また、自動チェック機能と組み合わせることで、アップロードしたファイルに対して、問題箇所にアラートが提示された状態から校正業務を開始することができる。自動チェックを元に複数人で制作ファイルを確認できるため、リモートでの確認・校正業務を支援するだけでなく、作業者の負荷削減と効率化に貢献するという。
さらに、日本語誤り箇所の推測精度の向上を目的とし、学習~推論アルゴリズムにBERTを採用。今後、BERTの特徴である追加学習のしやすさを活かし、効率の良い精度向上を行うことが可能となるとしている。