国内127の路線を有するJALと、国内47のホテルやゴルフ・スキー場などのレジャー施設を有するプリンスホテルが協業することで、両社が保有する資産と観光に関する知識・ノウハウを掛け合わせ、両社だからこそ実現できる旅の提案を行っていく。
短期的には、『地域の魅力にフォーカスした旅行商品』、『コロナ禍における行動変容に合わせた新たな旅行商品』の提案を行う他、長期的には、インバウンド需要が回復することを見据えた訪日外国人が安全・安心に日本国内の旅行を楽しめる『管理型観光ツアー』の提案を検討するという。
JALとプリンスホテルは、協業による取り組みを通じて、両社の強みを最大限に生かし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により落ち込む観光需要の回復につなげていくとしている。
具体的な取り組み
1.短期的な取り組み
- 地域の魅力にフォーカスした旅行商品の提案:JAL「ふるさとアンバサダー」やプリンスホテルスタッフがおすすめする地域の魅力やその地での過ごし方を提案する。
- ニューノーマルに合わせた新たな旅行商品の提案:Withコロナ時代において自由に旅行しづらい状況の中、旅行気分を体験する商品の提供により、次の旅行に向けた期待感を醸成する機会を提案する。
2.長期的な取り組み
- 管理型観光ツアー:新型コロナウイルス感染症の収束を見据え、今後のインバウンド需要回復に向けた旅の提案を検討していく。感染対策がしっかり施されたバスや観光スポット、ホテルでの滞在をおすすめし、安全性を確保しながら各地を巡る管理型の団体観光ツアーを提案する。