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SMBCグループ、オラクルと協業し会計システムを刷新 オラクルのクラウドERPを選択

 日本オラクルは、三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMBC グループ)が、業務プロセスの抜本的改革の一環として、会計業務の共通化に、ERPソリューション「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)」を採用したことを発表した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] 企業戦略 ERP 経理業務 標準化

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 SMBCグループでは、従来、グループ各社毎に、異なる経理業務プロセスで独自のシステムを運用し業務を遂行していたが、全グループ会社における業務プロセスを標準化でき、ビジネスとともに進化し続ける単一の会計基盤を必要とする、背景があったという。複数のERP製品を検討した結果、「Oracle Fusion Cloud Procurement」と「Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management(EPM)」を含む「Oracle Fusion Cloud ERP」を選択。これらのアプリケーション製品は信頼性の高い「Oracle Cloud Infrastructure」上で稼働するもの。

 「Oracle Fusion Cloud ERP」と「Oracle Fusion Cloud Procurement」を採用することで、全グループ会社における会計と購買・経費管理業務の効率化、コスト軽減および統制の強化を行う。「Oracle Fusion Cloud EPM」を活用することで、SMBCグループ全体の予実・採算管理が行えるようになり、グループ全体での経営戦略立案と最適な意思決定を支援するという。これらの「Oracle Fusion Applications」により、SMBCグループは、90日ごとに常にアップデートされる機能を活用できる。

 2023年4月からSMBCグループ会社へ段階的に導入が行われる。本プロジェクトは、日本オラクルのコンサルティング・サービス部門が支援。

 本発表に関して、株式会社三井住友フィナンシャルグループ 執行役専務 グループCIO 増田 正治 氏は以下のようにコメントしている。

「今回、さらなるグループ経営管理の高度化および業務効率化に向けて、グループ全社を対象に業務・ITのトランスフォーメーションを通じた経理業務改革にチャレンジします。非常に難度の高いプロジェクトですが、オラクルのSaaSが有する優れた機能性・拡張性を最大限に生かすことで、成功に導けるものと考えています。このシステムが、SMBCグループ各社の企業価値向上とグループ全体の競争力強化を支える経営インフラとして、大いに貢献することを期待しています」

 本発表に関して、日本オラクル株式会社 執行役 社長 三澤 智光氏は以下のようにコメントしている。

「経営環境の変化を乗り越えるため、絶えず強靭かつ柔軟な組織を構築し、ビジネス・モデルを進化させる必要があります。新たなビジネスの創造に向けた挑戦を続けるSMBCグループの取り組みをテクノロジーで支援できることを光栄に思います。オラクルのSaaS型ERPとEPMを導入することで、SMBCグループは、将来にわたって進化するオラクルのSaaSソリューションにより、一貫した標準プロセスを用い、長期的な成功に向けた経営基盤を強化します」