リアルとバーチャルが融合する“DX第2戦”では、日本にも勝機がある
遠藤直紀氏の問いかけに対し、入山教授は「体系化されておらず、経験者からの暗黙知で伝えられるものはあるかもしれないが、完全ではない」と答え、「先程も話したように、ビジネススクールなどの座学ではナレッジの提供がメイン。その上で、いかに経験者の知見に触れ、自身の経験を積むかが大切」と語った。
一方、冨山氏がグループ会長を務めるIGPIの場合は、3〜4年ほどで知識やスキルを得て、ハンズオンで経験し、ミドルマネジメント的な意思決定を行い、パートナーや買収事案などで実践することになる。また、意思決定に立ち会えるという意味で、社外取締役も推奨しているという。