決まり事を設ける
1つ目のコツは、「決まり事(ルール)」を設けることです。
たとえば、グラフは棒グラフであれば、背の高いバーほど値が大きいという決まり事があります。
それから、戦略を考えるのに使うSWOT分析のマトリクス図にも、「S」欄には「強み」、「W」欄には「弱み」を記入するなど決まり事があります。
決まり事によって、解釈のブレを少なくできます。
グラフやSWOT分析のマトリクス図は一般化されているルールですが、それ以外においても図を描くときには、重要事項は「目立つ色」で表現、関係性は「線」で結んで表現、流れは「矢印」で表現するといった具合に、決まり事を組織内や自身で設けておくと良いでしょう。
特に一つの資料の中でたくさんのビジュアルを使う場合は、使用する色や矩形、矢印に規則性があると見る人に安心感を与えます。