社内に広がるパーパスへの共感
永井:従業員に対してパーパスへの共感を広めるような活動は行っているのでしょうか。
北澤:私が社長に就任してから実施したことの1つに、社内報を大きく変えたというのがあります。以前はWordファイルをPDFにして展開しているだけでしたが、これを一新し、WEB社内報へと刷新しました。社長メッセージを動画もまじえて2~3ヵ月に1回は発信していますし、各地域の美味しいものや新しい海外の工場を紹介したりしています。また、記事に対する「いいね」ボタンを設け、従業員間でメッセージのやりとりもできるようにするなど、SNS感覚で使えるようにもしました。これは情報を流通させることとコミュニケーションを両立させるための施策です。