「キリンDX道場」は、現場で働く従業員が、キリンホールディングス内のデジタル・ICT部門ならびにパートナー企業と作成したキリングループのオリジナルカリキュラム。デジタルスキルを主体的に学び、身に付け、実際の事業活動において課題解決・価値創造に結び付けることを目的に、7月から開校する。
コースはレベル別に「白帯」「黒帯」「師範」の3段階で設定し、まずは「白帯」「黒帯」の2コースで開始する。各コース、オンラインライブ講座を2~3講座受講の後、認定試験を合格することで完了となる。講義内容は外部デジタルトレンドに合わせて定期的に更新し、受講者にも継続的が「キリンDX道場」を受講できる仕組みを構築することで、デジタルスキルの定着を図るという。
キリングループはDX人材の育成を進め、さまざまな分野でDXやICTの取り組みを加速させることで新たな価値やイノベーションの創出を目指すとしている。
DX道場コース内容
- 白帯(初級):デジタル活用基礎講座・データサイエンス基礎講座を開講する。キリングループにおけるデジタル活用の必要性を認識し、デジタルを活用した解決策を考えられるようになることや、基礎的なデータ分析ができるようになることを目指す。
- 黒帯(中級):ダッシュボード活用講座、AI・機械学習活用講座、ノーコードアプリ活用講座を開講する。デジタル部門との連携により、デジタルテクノロジーを活用した業務効率化ができるようになることを目指す。
- 師範(上級):テーマ別(営業・SCMなど)に講座を開講する。担当領域における高いデジタルリテラシーを身に着け、全社・部署レベルのDX推進を先導できるようになることを目指す。