「サステナビリティレポート2021」では、環境、交通安全、ダイバーシティ&インクルージョン、品質、サプライチェーン、従業員、地域社会への貢献、コーポレートガバナンス、コンプライアンスなどの分野について、それぞれの項目に分けて詳細に説明している。
今回の公開にあたり、同社社長兼CEOの内田誠氏は、「日産が提供する商品や技術の先には、世界中の人々がいます。私たちはさまざまな形で社会とつながっています。そして今、私たちには、環境に優しい安全・安心な商品を提供することに加え、ライフサイクル全体としてのカーボンニュートラルの実現や天然資源の保全、サプライチェーンに関わる人々の人権の保護など、環境や社会の課題に対する取り組みが強く求められています。日産はイノベーションと健全な事業活動を通じて、こうした社会からの要請に応え、人々の生活を豊かにする商品や技術を提供することで、さまざまな課題を解決し、持続可能な社会の発展に貢献していきます」と語った。
日産は今後も、「人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける。」というコーポレートパーパスのもと、持続可能な社会の発展を目指す一員として、電動モビリティ等がもたらす「よりクリーンな社会」、人々が安心して移動できる「より安全な社会」、そしてより多くの人々が参画し、健康で幸せを感じる「よりインクルーシブな社会」の実現を目指していくとしている。