両社が共同開発する調理ロボットは、日清食品が研究を進める「完全栄養食メニュー」を構成する種類や形状がさまざまな食材について、必要な量を正確に盛り付け、1食に含まれる栄養バランスを自動で整えることを目指しているという。将来的には、提供する場所やシーンに応じて最適な品質を保ちながら、食事の調理~提供までを完全に自動化する「スマートキッチン」構想の実現にも取り組む予定だとしている。
また、個々人の栄養状態や目標摂取数値をデータとしてインプットすることで、その人に合った栄養バランスの食事を調理、提供する「食のパーソナライズサービス」も視野に入れるほか、ショッピングモール、社食、レストランなどさまざまな場所に「スマートキッチン」を展開。誰もが簡単に、自身の栄養状態に最適化された食事がとれる環境づくりを目指していくという。