ビジネスのルールが変わる。政府と投資家の役割
丹羽:先ほどお話させていただいた内容が「カーボンニュートラルが求められる背景」であり、弊社でいう「コンセプトとしてのカーボンニュートラル」です。このコンセプトに基づき、様々なステークホルダーがどのような動きを見せ、それがどう影響し合うかを具体的に見ていくことで、企業経営に求められる変革も見えてきます。弊社では、これを3つの「回路」のトライアングルとして整理しています。

出所:ボストン コンサルティング グループ
──3つの回路ですか。順に説明していただけますか。