高コストだった多言語対応を迅速・正確に実現する
それでは、自社製品・サービス・データの多言語対応をどのように実現すればいいのか。これまでは内製・外注に関わらず、莫大なコストとリソースがかかるのが定石だった。まず、システムの課題として、改修コストが莫大であること。そして、煩雑なやり取り故に時間もかかり、人的リソースも割かれる。そして、翻訳業務の課題としては、外注コストの高さに加え、リアルタイム対応や翻訳の精度などにも不安があること、そして翻訳依頼から確認までのコミュニケーションコストが高いことなどが挙げられる。
一方、「WOVN.io」であれば、言語ごとの開発費、運用費、運用人材の確保などが不要となり、一部確認などの人的な業務は残るが、ほぼ自動化できる。
森山氏は「従来の運用と比較して、翻訳とシステム運用の工数、コストを大きく削減できる。削減規模はサイトの種類や規模にもよるが、実感値で1/2〜1/10にもなる」と語り、「また年間250以上の新機能をリリースするなど継続的に機能を追加・強化しており、そうした面でも費用的メリットは大きい」と強調した。