ローソンと日本マイクロソフトは、個店の状況に合わせた売り場を実現するため、店舗のDXにおいて協業することで合意。2021年11月～2022年3月の期間にて、神奈川県内の4店舗でカメラや音声データと、店舗運営支援AIを活用した実験を開始した。

　本実験では、新たに設置したカメラやマイクで取得したデータ（売り場の通過人数や顧客の滞留時間、棚の接触時間、商品の購入率など）を個人が特定されない形で可視化し、POSの売上データなどと合わせて分析。分析したデータを参考に、棚割や販促物掲出など各店舗の状況にあわせた売り場に改善し、店舗の利益向上を図っていくという。なお、データの分析はMicrosoft Azure上に構築した「店舗運営支援AI」で実施するとしている。

　両社は、本取り組みでの効果を検証し、店舗運営支援AIの全国のローソン店舗への拡大を目指していくという。