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MIXI、人的資本投資と企業価値創出のつながりを可視化する独自モデルを公開

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 MIXIは2026年6月19日、人的資本投資と企業価値創出の関連性を示す独自の「人的資本経営のロジックモデル」を、第27期有価証券報告書の中で公開したと発表した。本モデルは、人的資本への投資が事業成果へどのように表れ、最終的に経済価値(財務成果)へとつながるかを明確化した設計である。

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 MIXIでは「人材獲得・報酬」「育成・タレントマネジメント」「組織力の最大化」「環境づくり」の4領域への投資を重点領域とし、その成果を人材ポリシー実現による「個」と「チーム」の成長に結びつけることを目指す。具体的な事業成果として、新規事業に関しては「事業創出数」、既存事業では「収益性の維持・向上」を捉え、最終的には「一人当たりEBITDA」や「人的資本ROI」といった財務指標へ連動させていく。

 人的資本への投資と事業成果・経済価値の連動性を定量的に可視化することは、一般的に難易度が高い。それは、人員規模や稼働率と直接比例しない事業特性を持つためだ。こうした課題認識のもと、人的資本投資の成果を継続的に検証し、経営戦略と人材戦略のさらなる連携を図る狙いだ。

 主要な指標として、人的資本アウトカム指標とKGI(重要目標達成指標)が挙げられる。アウトカム指標は、「一人当たりEBITDA」と「人的資本ROI」の2つ。2026年3月期の実績は「一人当たりEBITDA」が18.1百万円、「人的資本ROI」が162.4%。中期目標として、2030年代初頭までに「一人当たりEBITDA」を25.0百万円、「人的資本ROI」を200.0%とする方針だ。

 KGIの指標としては、新規事業の「事業創出数」(事業化決裁数・リリース数)を設定。2026年3月期の実績は、事業化決裁1件、リリース2件だった。既存事業の収益性に関しては「EBITDAマージンの向上」を重視し、人的資本投資の効果を継続的にモニタリングする方針である。これらに加え、4つの人材マネジメント重点領域についてもKPIを策定し、事業創出数や財務成果の向上につなげていく。

 同社は「心もつながるコミュニケーションサービスを複数創出し続ける会社」という企業像を掲げ、人的資本を中長期的な企業価値の重要資本と捉えている。今後も人的資本投資の実効性を検証し、経営と人材戦略の強固な連携を実現することで、持続的な企業価値向上を目指すとしている。

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