SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

経営変革の「思想」と「実装」

NEC北瀬氏と宇田川准教授が語る、経営変革の思想と実装──なぜ有望事業をカーブアウトしたのか?

第3回ゲスト:日本電気株式会社(NEC)/BIRD INITIATIVE株式会社 北瀬 聖光氏【前編】

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

新規事業の「特区経験」を既存事業に「還流」してこそ

宇田川元一
埼玉大学経済経営系大学院 准教授 宇田川 元一氏

北瀬:「北瀬のところに預けると、単なる駒にしないでちゃんと育ててくれる」という理解が広まると、現場からも良い人、つまりエースを出してくれるようになります。一本釣りで、2年かけて口説いた人もいます。良い人が集まれば、当然事業の成功確率も上がります。そうやって、将来NECグループを背負ってほしい人、一緒に働ける人をどんどん集め、育てては現場に戻すということをしていきました。

 皆さん新規事業チームのことを「特区」や「出島」と言いますよね。育てた人材を戻すということをしないと、特区でいくら成果が出ても「恵まれた環境だからできた」と言われ、既存事業の現場は変わりません。それではBIUをやっている意味がありません。外で切り出してやればいい。なぜコーポレート直下のチームでやっているかというと、やっぱり将来の主軸事業を生み出したいからであって、そのためには既存事業部門と新規事業部門を断絶してはいけない。そこをすごく大切にしています。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
経営変革の「思想」と「実装」連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

やつづかえり(ヤツヅカエリ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング