有望な新規事業の種であったdotDataをなぜカーブアウトさせたのか
宇田川:大企業の中で新規事業開発を進めていくにあたっては、会社にとって長期でどれだけの価値があるのかという構想を共有していくことが大事だということですね。それが、BIUで展開した直近の売上利益ではなく時価総額で評価するという発想ですよね。
北瀬:はい。新規事業ではすぐに売上が上がるわけではありません。でも、新規事業チームは頑張っている。その頑張りをどうフェアに評価するかということを考えました。それで、「今この事業を外に売ったらいくらの値がつくか」という観点での事業価値評価の制度を作りました。