オープンにしていくことが、これからの新しいモノづくり
安西氏は、「ブランドとは、経営者と社員が考えたプロセス」ではないかと指摘する。ロゴやバックといった形ではなく、理念に対してひたすらに追求し、考えた軌跡や痕跡とその思考のプロセスを顧客と共有することによって、付加価値以上の価値を見出すことができるのではと投げかけた。
山崎氏は、未来にブランドをつくる意識をもつためにも、ブームなどの記号ではなく、企業理念を顧客と作り続けるプロセスを大切にし、30年後の社会に向けたデザインをしていくことが必要だという。