「モノ-車-都市」という対象の違いによる、UXリサーチの価値と手法の違い
では人間のウェルビーイングとテクノロジーを結びつけるためには、実際に何をすれば良いのだろうか。
リー氏はこれまで、IoTデバイスやロボット、スマート家電などの製品開発に取り組んでいる。そこから、車に搭載する“情報の提供と娯楽の提供”を実現するインフォテインメントシステムやADAS(高度運転支援システム)機能などの研究、トヨタ車とレクサス車の自動運転機能のリサーチを経て、Woven CityでのUXリサーチを行っている。リー氏はモノ、自動車、都市を比較して、UXリサーチの価値や手法の違いを説明した。