野村不動産と東日本旅客鉄道(JR東日本)は、共同で推進している国家戦略特別区域計画の特定事業である、「芝浦プロジェクト」の計画詳細を発表した。
同プロジェクトでは、「空と海、世界へひらかれたこの街で、新しい人と社会の未来をつくりだす」ことを目指し、浜松町ビルディングの建替事業として、ツインタワーの建設を予定。建築家の槇文彦氏が設計し、東京湾岸部の新たなシンボルとして、国際ビジネス・観光拠点を創出するという。
また、同プロジェクトの一環として、下記に取り組むとしている。
「TOKYO WORKation」の提案
周辺環境を活かしたオフィス専有部や共用部に加え、施設内のホテルや商業施設、徒歩圏内にある様々なスポットから、好みにあったワークプレイスを選択できる就業環境を用意。入居企業にとっては、働く人々のパフォーマンスや従業員エンゲージメント向上につながり、周辺部を含めたエリア全体を、一つのワークプレイスとして捉えることが可能となる。
ラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」の日本初進出
アコーのラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」の日本初進出が決定。ホテル名称は「フェアモント東京」、開業は2025年度を予定している。また、同ホテルは、地域の歴史や文化に根ざしたゲスト体験を届け、ワーカーに対してのサービス提供も検討する。
芝浦サステナブルアクションの実施
同プロジェクトは、自然との共生、地域特性を生かした文化の育成、地域のレジリエンスをテーマに、サステナブルな都市開発を実践する。街が成長を続けるために、産業、官公庁、学校と連携。地域の人を主役にした取り組みを目指し、「SKDs 学びのまちのプロジェクト」や「産学官連携拠点の整備に関する連携」など、その一部の取り組みを開始している。