双日は、eスポーツ関連事業を展開する新会社「GRITz」を設立した。
GRITzは、日本においてもeスポーツファンを増やし、eスポーツ市場の拡大に貢献することをビジョンとして掲げている。また、eスポーツは「エイジレス(ageless)」「ジェンダーレス(genderless)」「エリアレス(area less)」「ハンディキャップレス(handicap less)」という特徴を持っていることから、日本におけるeスポーツ普及への貢献を通して「全国民活躍社会」の実現へ寄与することを目指すとしている。
具体的には、業界ニュースや利用者同士のコミュニケ―ションプラットフォームを提供する「メディア関連事業」、eスポーツ大会・リーグを運営する「大会興行事業」、eスポーツチームや選手の育成・運営をおこなう「プロダクション事業」などへ取り組むと述べている。
なおGRITzは、双日の新規事業創出の社内公募である「Hassojitz(ハッソウジツ)」プロジェクトの2020年度最終成果発表会において、「社長賞」を受賞したチーム「eスポーツビジネスから始める全国民活躍社会の実現」の事業構想が原点になっているという。