「ビジネスデザインスプリント」のこれまでのおさらい
「ビジネススケール」の解説に入る前に、ビジネスデザインスプリントについてこれまでご紹介した内容を簡単におさらいします。
NTTデータのビジネスデザインスプリントは、自身のアイデアをビジネスプランに具体化するために解くべき“問い”をドリルにしたものです。ビジネスプランを「ビジネス」「サービス」「システム」の3つに階層化し、「4つの視点」で俯瞰的に捉え、「8つの検討ポイント」で深掘りします。成り立ちの背景や概要については第1回の記事をご覧ください。
8つの検討ポイントには、それぞれ3~4つのキークエスチョンが設定されています。検討ポイントのうち、「課題仮説」「サービスモデル」「ユーザーエクスペリエンス」「ビジネスプロセス」は第2回の記事、「ビジネスモデル」「システムモデル」「独自の価値」は第3回の記事で、NTTデータで実際に挑戦した「店長お助けAIカメラ」の新規事業開発を追体験する形で解説してきました。
次ページでは、8つのうち最後の検討ポイント「ビジネススケール」について、これまで同様に店長お助けAIカメラの実例に沿って解説していきます。