ABEJAは、AI倫理に関するコンサルテーションサービスの提供開始を発表した。
今回提供開始するコンサルテーションサービスは、「AIガバナンス構築支援サービス」と「AIシステム倫理アセスメント支援サービス」の2つからなるもの。
「AIガバナンス構築支援サービス」は、顧客の事業・将来像に照らして、あるべきAI倫理のためのガバナンスを支援するサービス。具体的には、ポリシーの策定、リスク評価と対応策の策定、運用組織の構築、AI倫理に関するエデュケーション等を提供する。
「AIシステム倫理アセスメント支援サービス」は、個別のAIシステムの倫理的課題の発見・深堀・対応策の検討を支援するサービスで、具体的には、ステークホルダーの特定、リスクの評価と対応策の策定、当該AIシステムについて開示すべき事項の策定等を想定しているという。
ABEJAは、このサービスを同社の顧客のみならず、AI倫理に関するコンサルテーションのみを希望する企業に対しても提供するとしている。
サービス概要
1.AIガバナンス構築支援サービス:事業・将来像に照らして、あるべきAI倫理のためのガバナンスの構築を支援するサービス
- AIポリシー策定
- AIポリシーと現状の比較
- リスク評価と対応策の策定
- 運用組織の構築
- 関連規定の整備
- AI倫理に関するエデュケーション
2.AIシステム倫理アセスメント支援サービス:個別のAIシステムの倫理的課題の発見・深堀・対応策の検討を支援するサービス
- ステークホルダーの確定
- 倫理リスク検討会の開催
- リスクの評価と対応策の策定
- 当該AIシステムについて開示すべき事項の策定
- モニタリング事項の策定