ニーズ把握、アイデア探索、コンセプト開発などの製品開発系のMRが大きく低下
実施率の低下は前述のとおりですが、では、具体的にどのようなテーマのMRが低下しているのか、その中身を探ってみます。
基本的にほとんどのテーマにおいて、実施率は低下しているのですが、中でも生活者研究(ライフスタイル・価値観・ニーズ探索など)、使用実態把握、プロダクト評価、コンセプト評価などの製品開発に伴うMRで大きな実施率の低下がみられました。MRの花形的なこれらのテーマの実施率の低下は、期待度・満足度の低下によるとも考えられ、MRへの一種のあきらめなのかもしれません。