ネスレ日本は、「キットカット」が前向きな一歩のきっかけとなった実話をSNS上で募集し、それを基にした“きっかけストーリー”をアニメ監督の山田尚子氏やmame氏、日菜乃氏などイラストレーター25名がイラスト化したデジタルカード「キットカード」を9月1日より公開した。
なお、SNS上での応募総数は、学生部門、家族部門、仕事部門、未来部門の4部門で募集した結果、計2,139にのぼったという。キットカードは、その中から50名の実話をもとにしたきっかけストーリーを、イラストレーター25名が描きおこしたデジタルカードとなっている。キットカードは、大切な人へ想いを届けるメッセージカードとして利用できるという。使い方は以下のとおり。
- イラストレーターやイラストのタッチから選ぶ方法、送りたい内容やキーワードから選ぶ方法の2つから、どちらかの方法を選ぶ
- 選択後、イラストレーターもしくはキーワードが複数表示されるため、気になったものを選択
- 選択内容に沿ってキットカードが複数表示されるため、その中から気に入った1枚を選択
- イラストに入れたいメッセージを入力して、自分だけのキットカードを作成
- 完成したキットカードは、SNS上や、画像をダウンロードすることで大切な人へ贈ることができる
また、同社はTwitter上で投稿された多様な“きっかけ”とキットカットに関連するツイートを参考に作成した“きっかけメッセージ”が個包装にデザインされた「キットカット」4製品を、9月1日より発売。ユニークなデザインの個包装を通じて、人々の想いを伝えるきっかけをサポートすると述べている。
加えて、キットカットの外袋の紙パッケージは、雑がみとして古紙回収に出せる素材であり、紙資源になることから、回収ボックスを設置し、古紙回収を開始。その一部が活用されて、紙製のキットカードへと生まれ変わる取り組みを実施するという。まずは、神戸市にある兵庫県立御影高等学校に9月から回収ボックスを設置し、今後は設置場所を順次拡大予定だとしている。